【コラム】:交通事故に遭ったら,まず何をすべきか
交通事故で受傷したら,まず何をすべきか,お困りの方は少なくないと思います。そこで,交通事故に遭ったら,まず何をすべきかについて,説明させていただきます。
第1に,警察に事故の連絡をしてください。
第2に,過失割合が問題になりそうな事故では,加害者の話を録音してください。
追突事故など,被害者に過失がない事故では必要ありませんが,被害者にも過失が想定される場合,なぜ事故になったのか,加害者の話を携帯電話の録音機能などで録音してください。例えば,加害者が進路変更で合図を出さなかったなど被害者に有利な事実が録音できるかもしれません。
加害者は,事故直後は正直に話をしても,周りから入れ知恵をされて事実と異なる話に転じることがあります。そのため,事故直後の加害者の話を録音して,過失交渉に備えることが重要です。
なお,加害者に黙って携帯電話で録音したとしても,その証拠は違法ではなく,裁判でも証拠採用されます。
第3に,ご自身が加入している保険会社に事故報告をしてください。
第4に,できる限り早期に病院に通院して,症状を正確に訴えて,診断書をもらってください。
そもそも事故から2週間空いてしまうと,理由がない限り保険会社だけでなく自賠責保険からも因果関係なしと判断されますので,ご注意ください。
第5,診断書を警察に提出して,人身扱いにしてもらってください。
病院だけでなく接骨院にも併院する場合は,診断書のコピーをとって,接骨院に提出してください。
交通事故に遭って,まず,すべきことは以上です。
そして,できる限り早く,しまかぜ法律事務所にご相談ください。相談いただくのは,初診前でも構いません。弁護士に相談するタイミングは早ければ早いほど良いです。
治療費について,健康保険を使うべきかどうか,労災にすべきか,お悩みではありませんか。しまかぜ法律事務所であれば,もっとも適正なアドバイスをすることができます。
症状を過小評価されずに適正な治療を受けるため,適正な賠償額を受けるために,できる限り早期のご相談をお待ちしています。