【コラム】:道路交通法の改正(認知症)

2015-11-01

平成27年10月28日,宮崎市において,認知症の加害者が運転した自動車が暴走し,2人が死亡,4人が重軽傷を負うという重大事故が発生しました。道路を逆走,歩道を走行など,認知症を原因とする交通事故は多発しています。

そこで改正道路交通法では,免許更新時に認知症のおそれがあると判断された人に,医師の診断を義務づけ,認知症と判断された場合,免許が取消しまたは停止されることになりました。

しまかぜ法律事務所では,認知症と思われる加害者が引き起こした交通死亡事故の交渉を行ったこともありますが,このような悲劇が減少するため必要な改正だと思います。

なお,加害者が認知症であれ,飲酒運転であれ,加害者の任意保険は使用できます。認知症や飲酒運転が原因で生じる交通事故では重大な結果を招くことも多いです。
しまかぜ法律事務所では,このような重大事故でお困りの方をサポートし,刑事事件での真相解明,民事事件での適正な賠償金獲得を行っています。ぜひ,しまかぜ法律事務所にご相談ください。

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